毎日使用するトイレットペーパー。シングルとタブルがあります。
スーパーで購入する時、私はなんとなくダブルを選んでいます。
ふと、シングルとダブルの違いって何だろう?と疑問に思いました。
トイレットペーパーのシングルとダブルの違いや、そもそもなぜシングルとダブルがあるのかについて紹介したいと思います!
トイレットペーパーシングルとダブルの違いは?
【シングル】
紙が1枚で一般的な長さは60メートル前後。紙が厚く、しっかりと拭きたい方向け。
【ダブル】
紙が2枚重ねになっていて、一般的な長さ30メートル前後。吸水性や、やわらかさを求めている方向け。
- シングルもダブルも紙の原料は一緒。
- シングル、ダブルともに柔軟剤を入れている。
柔軟剤を入れることで、繊維がほぐれて柔らかくなり、紙と紙の間に空気層ができるので、1枚(シングル)よりも2枚(ダブル)のほうがふんわりと仕上がる。 - 紙には裏表がある。
表面はツルツルしていて、裏面は少しザラザラしています。ダブルの場合は、表面(ツルツル)が外側にくるようにそれぞれの裏面同士を貼り付けている。シングルの場合は1枚の紙ですので、ダブルとは肌触りが違ってくる。 - 表面で使うことがオススメ。
トイレットペーパーに柔軟剤が入っているのは驚きました!
紙に裏表があるのも初耳です。私だけですかね…。裏表を気にして使用したことがありませんでした…。
トイレットペーパーにシングルとダブルがあるのはなぜ?
トイレットペーパーにシングルとダブルがある正確な理由はわかりませんでした…。すみません…。
ただ調べたところ2つの説が有力かなと思いました。
- 古紙を利用するために、「ダブルが生まれた」
- トイレットペーパーの肌触りの問題を解決するために「ダブルが生まれた」
現在使われているトイレットペーパーの元祖はアメリカから日本に入ってきたもので、アメリカから伝わったトイレットペーパーはシングルのものだけだったそうです。
1960年頃まではシングルのトイレットペーパーしか存在しなかったとのこと。
もともとシングルのトイレットペーパーのみしかなかったのですが、何らかの理由(古紙利用や肌触り問題)でダブルができたようです。
何らの理由が知りたいんですけどね…。わかり次第追記します!すみません…。
- シングルとダブルは基本的に同じ価格で販売されている。
- シングルが使っている紙の量が多く、紙を長く巻く必要があるので作業時間(巻く時間や紙の乾燥時間)が必要。
- ダブルよりシングルが製造コストが高い。
シングルのトイレットペーパーのほうが製造コストが高いというのは意外でした!ダブルが高級と思い込んでいたからです。
- ダブル派→約55%、シングル派→約45%
- 関西地区では、大阪のシングル派→約50%、京都のシングル派→約57%、奈良のシングル派→約86%
- 東北まではダブル派が多い。
- 北海道ではシングル派が多いという説がある。
奈良県のシングル派の多さにはびっくりしました。地域でシングル派、ダブル派と違いますね!
- トイレットペーパーの品質の違いは、紙の原料で大きく異なる。
- 香りつきのトイレットペーパーについては、紙そのものには何もしていない。中央にある「芯」に香りがついている。
香りつきのトイレットペーパーは、てっきり紙に香りがついていると勘違いしていました。まさか「芯」に香りがついていたとは…、驚きです!
まとめ
トイレットペーパーのシングルとダブルの違いは、シングルは長さが60メートル前後で紙が厚め、ダブルは長さが30メートル前後で吸収性や柔らかさがある。
トイレットペーパーにシングルとダブルがあるはっきりとした理由はわかりませんでしたが、アメリカから伝わったトイレットペーパーはシングルだったので、日本で何らかの理由でダブルが開発されたようです。
シングルのトイレットペーパーが製造コストが高いのに、業者さんが作り続けるのは需要があるからだと思われます。
この記事がお役にたてたら嬉しいです。最後まで読んでいただきありがとうございました。(^^)